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村上春樹

世界の終りの図書館

村上春樹小説 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 に登場する図書館。世界の終りである 「街」 の一郭にある。

「夢読み」 となった 「僕」 は、「古い夢」 を読むために図書館へ通うこととなった。

建物自体に特徴はなく、図書館であることは言われなければ分からない。また訪れる人もいない。

本は置かれていない。置かれているのは古い夢だけだ。古い夢は一角獣の頭骨にしみこんでいる。夢読みはそれを読み取るのだ。

なぜそんなことをするのか?
それはそう決まっているからだ。それが街の仕組みなのだ。

僕は古い夢を読みながら、その意味を探っていく。


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

ふしぎな図書館

村上春樹の短編小説 『ふしぎな図書館』 に登場する図書館。

いつもの市立図書館に本を返しに行くと、受付には見知らぬ女性がいた。そして、いつもと違う部屋へと案内される。

そこには迷宮があって、羊男がいて、牢屋があって、美しい少女がいて、おいしいドーナツがあった。

ふしぎな図書館で起こる、ふしぎな物語。村上春樹の世界。


ふしぎな図書館 (講談社文庫)

甲村記念図書館

村上春樹の小説『海辺のカフカ』に登場する私立図書館。香川県高松市の海の近くにある。

建物は、明治時代に建てられた古い日本家屋を改築したもの。造りは率直だが、家具や表具には贅と趣向がこらされている。

甲村家は、江戸時代から続く造り酒屋で資産家。代々、文芸保護に努める家柄で、先代は書籍の収集を行なっていた。この建物は、書庫兼来客用として使用されていたもので、数々の歌人や詩人が足跡を残していった。

現在は甲村家が設立した財団によって、図書館として一般公開されている。蔵書は、古い歌集や詩集、郷土史などが中心。一般書はほとんどない。1Fは書庫と閲覧室、2Fは展示室と客間となっている。

管理人は佐伯さんと、その助手大島さん。主人公、田村カフカは、2Fの客間に居候することとなった。


海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

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