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魔女と魔法図書館

中国の禁書

中国のネット検閲がよく話題になる。現代の言論統制に他ならないが、過去にはどのような規制があったのだろうか。

『中国の禁書』 は、紀元前213年の焚書坑儒に始まり、1912年に滅亡した清王朝にいたるまで、中国で行われた禁書政策を解説した本である。禁書は権力者の稚拙な発想によって始まり、手法はどんどん複雑化していく。訳者によれば 『禁書進化論』 というべき内容となっている。

原書は

  • 中国禁書簡史 中国禁書の歴史
  • 中国禁書解題 主要な禁書の概要、二百二十
  • 中国歴代禁書目録 七千におよぶ禁書リスト

の三部からなる大作である。しかし訳書では「中国禁書簡史」の一部が抜粋されているだけである。その一部であっても内容が濃い。基本的には史実が記載されているだけで、禁書を批判しているわけではないのだが、著者陣の激しい想いが伝わってくる。

私は「中国禁書解題」や「中国歴代禁書目録」の内容を期待してこの本を手にとったので、そういう意味では少し不満ではあるが、著者と、中国という国のエネルギーに圧倒されてしまった。

私は中国史に疎く、まだ内容を受け止めきれていない。しかし本好きならば、本書と真剣に向かい合う必要があるのだろう。なにしろ禁書政策は現在進行形で進化しているのだ。そして日本も他人事ではない。

  • 訳者前書き
  • 主編者前言
  • 中国禁書簡史序言
  • 第一章 稚拙な残酷さ 中国史上初、二回の禁書事件
    • 春秋戦国から秦代の素描
    • 1 二千年前のニューアイデア
    • 2 韓非の禁書理論
    • 3 始皇帝の焚書坑儒
    • 4 根源は文化鞭tに
  • 第二章 北方の暴風 漢から唐、五代の禁書
    • 漢代から唐、五代までの素描
    • 1 放尿皇帝から開明策へ
    • 2 愛憎深い予言、天文書
    • 3 ターゲットは老荘に
    • 4 仏教の受難
    • 5 巻き添えにあった道教
    • 6 隋朝、国土統一で殲緯逐滅
    • 7 日月火……カレンダーまで厳禁
    • 8 五代の後周の禁書
    • 9 ソフト対応の南方諸王朝
  • 第三章 文治の陰影 南北宋朝の禁書
    • 宋代の素描
    • 1 初代皇帝の疑惑の死
    • 2 ペレストロイカ官僚の異論封圧
    • 3 ネコの目行政は禁書にも
    • 4 流亡政策のメンツ繕いで歴史書退治
    • 5 名門の面汚しと武将の気骨
    • 6 大量出版時代の憂愁
    • 7 宋朝最後の禁書「江湖集」
  • 第四章 意外に鷹揚だった元朝 異民族支配が幸い?
    • 元代の素描
    • 1 宗教論争に振り回された禁書
    • 2 迷信狩りにも底の浅さ
    • 3 仏僧の野望、打ち砕けず
    • 4 悲しき逆説
  • 第五章 専制ますます強まる 漢民族復権の明朝
    • 明代の素描
    • 1 流浪僧皇帝のインテリ憎悪
    • 2 クーデターで即位 永楽帝の影
    • 3 小説ブームに危機感
    • 4 受験アンチョコ本も禁止
    • 5 異端、陽明学の驚異
    • 6 追従者の悲劇
    • 7 派閥抗争の余波
    • 8 邪教利用の因果応報
    • 9 王朝断末魔に「水滸伝」の禁
  • 第六章 残酷なる報酬 満洲民族の清王朝
    • 清代の素描
    • 1 一冊で刑死千人 康熙帝の<文字の獄>
    • 2 政治音痴の歴史学者
    • 3 帝権確立に力点 雍正帝
    • 4 気のふれた者も許さず 乾隆帝
    • 5 「四庫全書」の舞台裏
    • 6 小説、戯曲の弾圧
    • 7 禁書で止められぬ宗教エネルギー
    • 8 キリスト教との衝突
    • 9 流入する新思潮、そして
    • 10 日本関連も禁書に
    • 11 革命の拠点、「蘇報」
    • 12 租界に及ばぬ王朝の威光
    • 13 王朝絶えるとも、禁書は……
  • 元代の禁書 (訳者後書きにかえて)
  • 中国略史年表
  • 中国歴史地図

中国の禁書 (新潮選書)

日本人の禁忌

外国人から見ると、日本はマナーは多いが、禁忌(タブー)は少ない国らしい。では禁忌とは何だろうか。

禁忌とは「してはいけないこと」である。著者は「してはいけないこと」を、「犯罪」「道徳」「礼儀」「戒律」、そして「禁忌」の5つに分類している。では禁忌はなぜしてはいけないのだろうか。また、どのような禁忌があるのだろうか。『日本人の禁忌』 はそのような疑問に答える本だ。

分かりやすい文章で書かれており、とても読みやすい。200P弱の本であるが、すぐに読み通すことができるだろう。

分かりやすい反面、物足りなくもある。「日本にはこういう禁忌があります。それはこういう理由からでしょう。」という事例がたくさん並べられているだけだ。禁忌を種類別に紹介するのではなく、禁忌とは何かについて、著者の考えをもっと披露して欲しかった。

悪くはないのだが、ちょっと惜しい本である。外国人が書いた『日本人の禁忌』という本があれば、もっと面白いのかもしれない。

  • 監修のことば
  • 第一章 なぜ「してはいけない」のか
    • 一、最初の禁忌破り
      • 人類の出現とともに
      • 琉球の神話
    • 二、根源の禁忌、性
      • 近親相姦の禁止
      • 男女の禁忌
    • 三、死と禁忌
      • 見てはならない
      • 近代に伝わる「喪屋」
    • 四、呪術と禁忌
      • 「死」や「苦」は感染する
      • 冒してはならない存在
    • 五、宗教と禁忌
      • 霊的存在
      • 自然を恐れる
      • 戒律
    • 六、聖なるものと俗なるもの
      • 接触してはいけない
      • 鳥居の注連縄
      • 敷居が高い
      • 女人禁制
    • 七、各地に伝わる民間伝承の禁忌
      • 食べてはいけない
      • 正月にモチを食べない
      • 家例の禁忌
  • 第二章 日本史の中の禁忌を読み解く
    • 一、禁忌という言葉の歴史
      • タブーと禁忌
      • 「忌む」と「斎む」
    • 二、古代の禁忌
      • イザナギとイザナミ
      • 死穢を忌み嫌う
    • 三、平安貴族の禁忌
      • 寝殿造りのなかの神聖な部屋
      • 『竹取物語』『源氏物語』の塗籠
      • 「方違え」「方忌み」
      • 鬼門
      • 南西は裏鬼門
      • 結界が張りめぐらされた平安京
    • 四、中世武士の禁忌
      • 戦の前に女性と接触してはいけない
      • 書状に「四」は書かない
    • 五、江戸庶民の禁忌
      • 夫は入ってはならぬ「縁切り寺」
      • 千姫のかけこみ
  • 第三章 「見るな」「覗くな」の伝承
    • 一、「見る」という意味
      • 見られる文化
      • 攻撃性を持つ視線
    • 二、神話のなかの「見るな」
      • 「お産をする姿を見ないでください」
      • 鶴女房の「機織りを覗いてはいけない」
      • 青森に伝わる「見るなの座敷」
    • 三、古代天皇の儀礼
      • 践祚大嘗祭の秘儀
      • なぜ見てはならないのか
    • 四、「見るな」の伝承
      • 丑の刻参り
      • 上賀茂神社の御阿礼祭
      • 三種の神器
      • 日本各地にある秘仏
      • 「侵犯性」と「感染性」
      • 秘仏の御開帳
      • 市川団十郎の正月歌舞伎恒例の「睨み」
    • 五、獄門さらし首
      • 平将門はなぜさらされたのか
      • 藤原信西の首
      • 江戸時代の獄門
      • 最後の獄門、江藤新平
  • 第四章 暮らしに息づく日本人の禁忌
    • 一、衣食住と禁忌
      • 敷居を踏んではいけない
      • 便所に唾を吐いてはいけない
      • 箸から箸へ食べものを渡してはいけない
      • 箒を踏んではいけない
      • 13日や金曜日を嫌う
      • ウナギを食べてはいけない
      • 夜に口笛を吹いてはいけない
      • 夜に爪を切ってはいけない
      • 着物の襟を左前に着てはいけない
      • 庭に椿を植えてはいけない
    • 二、仕事と禁忌
      • 山仕事中にはいってはならない言葉がある
      • 妊婦は漁船に乗ってはいけない
      • 田植えの植え残し、稲の刈り残しはしてはいけない
    • 三、年中行事と禁忌
      • 正月三が日にケンカをしてはいけない
      • 雛人形は三月三日を過ぎたら飾っておいてはいけない
      • 七夕に畑に入ってはいけない
      • 彼岸花をとってはいけない
      • 嫁入り前の娘は十五夜の月見団子を食べてはいけない
    • 四、人生儀礼と禁忌
      • 恋人同士で井の頭公園に行ってはいけない
      • 巫女は処女でなければいけない
      • 結婚式は仏滅を避ける
      • 産婦は橋を渡ってはいけない
      • 葬式の後は塩で清めなければ家に入ってはいけない
      • 霊柩車を見たら親指を隠す
      • 友引には葬式をしない
      • 墓場で転んではいけない


日本人の禁忌―忌み言葉、鬼門、縁起かつぎ…人は何を恐れたのか (プレイブックス・インテリジェンス)

神々のハワイ

神話は、形が固定された時、その役目を終えるのかもしれない。

『神々のハワイ』 は、ハワイ出身の作家スザンナ・ムーアによる、ハワイの歴史と、神話と、著者の体験が混じり合った、ちょっと不思議な本だ。

1778年にヨーロッパ人として初めてハワイ島を訪れたクック船長は、収穫の神ロノの再来として熱烈に迎えられた。一方、ヨーロッパ人がタブーを破っても神から何も罰せられないことが島民に知れ渡ると、古い信仰は崩壊していった。19世紀には日本人を含む多数の外国人が移住し、先住民は追いやられていった。

著者はまるで自分がそこにいたかのように歴史を語る。歴史は常に変化しており、神話もまたその姿を変えていく。

神話とは、実際的な必要と精神的な欲求を同時に満たしてくれる古代世界への賛美だ。

神話とは、謎に包まれた英雄を魔力をもつ聖なる存在に変える芝居仕立ての儀式だ。

神話とは、超越的な存在についての観念をあらためて認識し守る手段だ。

神話とは、自然界とそのなりたちを語るものだ。

著者は神話とは何かを自問する。

実のところ、ハワイの神話が解説されているわけではない。また歴史についても、さわりが書いてあるだけである。ハワイ通には物足りないかもしれない。

本書の良いところは、スザンナ・ムーアが自分の言葉で語っており、文章が面白いということだ。同じ歴史の授業ならば、話の上手い先生に学びたいものである。

ハワイに興味がある人はもちろんのこと、文明や神話に興味がある人も楽しんで読めるだろう。

  • 第1章 死者の夜行
  • 第2章 神の再来
  • 第3章 ヨーロッパ人
  • 第4章 偉大な王
  • 第5章 カプ
  • 第6章 子供たち
  • 第7章 島
  • 第8章 収集家
  • 第9章 宣教団
  • 第10章 土地の所有者
  • 第11章 カナカ・マオリ
  • 第12章 女王
  • 第13章 楽園
  • 第14章 ミュージシャン
  • 第15章 森
  • 原注
  • 巻末エッセイ 語り部の海 中上 紀


神々のハワイ (ナショナル・ジオグラフィック・ディレクションズ)

グリムグリモア

諸君、私は魔法少女が好きだ。魔法図書館が好きだ。魔法学校が好きだ。さらに付け加えるならば、シミュレーションゲームが好きだ。そんな私がグリムグリモアをプレイしないはずがない。

グリムグリモアは、PS2用のRTS(リアルタイムストラテジー、リアルタイムシミュレーション)ゲームだ。

少女リレ・ブラウは、ドラゴンの背に乗り「銀の星体の塔」を訪れる。ここは才能のある子どもたちだけが入学を許される、魔法使いになるための勉強をする魔法学校だ。リレ・ブラウもまた才能を認められ、招かれた一人だった。しかし勉強を初めて5日目、恐ろしい事件に巻き込まれることになる。

ゲームの目的は、魔法陣を作り、精霊や悪魔を召喚し、マナを集め、自分の魔法陣を守りつつ、敵の魔法陣を破壊することだ。各ステージをクリアすると新たなグリモア(魔道書)を入手でき、新しいユニットを召喚することができるようになる。

RTSとしては簡単な部類に入るだろう。チュートリアルも必要以上に丁寧なので、RTSに馴染みが無い人でもすんなりプレイできるはずだ。(説明書を読まないとハマる罠は存在するが……)

ゲームパートとイベントパートが交互に進行していく。実のところ、ゲームパートの出来は、特別に素晴らしいというわけではない。まぁまぁと言ったところだ。しかしイベントパートは秀逸だ。ストーリー、キャラクター、音楽が見事に噛み合い、下手なTVアニメよりもずっと楽しめる。

私は、主人公のリレ・ブラウが特に好きだ。キャラクターデザイン、声優 大久保藍子の演技、ストーリーとともに変化していく性格、どれをとっても素晴らしい魔女っ子だ。

ゲームパートで少し残念なのは、マップがほとんど変化しないとか、スコアの計算方法がユニット数だから大型有利だとか、難易度最高で全クリアしても特に何もおこらないとかいろいろあるのだが、一番の問題はゲーム中にリレ・ブラウが出てこないということだ。画面上に少しでもでていたり、声が入っていたりしただけでも、単調になりがちなゲームが楽しくなったのではないだろうか。

しかしそんな問題も愛の前には些細なことだ。魔法少女や魔法学校が好きな人にとっては、素晴らしいゲームとなるだろう。


グリムグリモア The Best Price

グリムグリモア 公式サイト

世界の魔女と幽霊

魔女とは何だろうか?祭司やシャーマンといった意味で使われることもあるが、多くの場合、怪談上の恐ろしい存在だ。怪しげな呪術を使い、動物に変身し、子供をさらうのだ。

『世界の魔女と幽霊』 は、世界中の魔女や幽霊にまつわる怪談を集めた本である。

怪談には二種類ある。妖怪的な話と、人間的な話だ。妖怪的な話は姉妹書 『世界の妖怪たち』 にまとめられている。本書では人間にまつわる怖い話、不思議な話を扱っている。大雑把に言えば、生きている人間であれば魔女、死んでいれば幽霊と分類することができる。著者によると、現在の怪談は、妖怪的な話より、人間的な話の割合が増えているそうだ。

全部で約160の話が集められている。ヨーロッパ、中国、北アメリカが多く、アフリカ、オセアニア、南アメリカはほとんどない。

本書の問題は、読んでもまったく面白くないところだ。怖くもないし、お話としてもつまらない。翻訳の問題もあるかもしれないが、怪談というのはエッセンスだけ抜き出したら、こんなものなのかもしれない。

読書を楽しみたい人にはおすすめできない。魔女や幽霊について調べている人向けの本だろう。

はじめに
第一章 魔女と変身する人々
魔女の空飛ぶ呪文 イタリア
サバトを覗いた男 フランス
帽子の怪 イタリア
クルミの木の上の魔女たち イタリア
魔法の輪に閉じ込められた魔女たち イタリア
煙になる吸血魔女コーガ イタリア
母親は魔女だった イタリア
ネズミになって血を吸いに行く イタリア
機を織りにきた魔女 イタリア
あのフクロウはわたしだった イタリア
風車小屋の猫 ドイツ
ロバになって働く魔女姉妹 イタリア
ウサギに化けた娘 ドイツ
礼拝堂のウサギ フランス
魔女に殺される ウクライナ
猫に化けた魔女 イギリス
家畜小屋の猫 ドイツ
クマネズミに化けた魔女 ウクライナ
魔女の乳絞り ウクライナ
馬の皮、酒屋にやってくる ウクライナ
魔女、干し草の山になって湖をわたる ウクライナ
髪の毛を食った牛 ウクライナ
嵐を作る魔女 ドイツ
魔法をかけられた馬 イギリス
デロレーンの奥さん イギリス
魔法くらべ インド
コラム インドの妖怪
スキーナ川の魔女 ツィムシアン(カナダ)
さまよう頭ポル メキシコ
魔女の仕返し ウクライナ
白い長椅子 ドイツ
術をかけられた娘 リトアニア
脚のロウソク イタリア
のろいの矢 サハ(ロシア)
森の女ツォノクワ クワギル(カナダ)
人食い トゥヴァ(ロシア)
食人鬼 ポーランド
ぶよぶよの吸血鬼 ブルガリア
吸血鬼になった赤ん坊 マケドニア
絞首台の人狼 ドイツ
羊飼いは人狼 ルクセンブルク
魔法使いと人狼 ポーランド
呪いをかけられた娘 スイス
胎内の子を盗むカササギ ロシア
魔法のベルト フランス
人狼だった男 フランス
結婚した人狼 カナダ
人狼 漢(中国)
犬人間ロビソン アルゼンチン
虎男 アルゼンチン
白い子ネズミ ドイツ
樫の木に取り付いた夢魔 ドイツ
夢魔でなくなった娘 ドイツ
第二章 幽霊と死者たち
白い野ウサギ イギリス
幽霊になった花婿 イギリス
僵屍(キョンシー)の話 漢(中国)
幽霊となった妻 セネカ(アメリカ)
見えない女 ブラックフット(アメリカ)
夜の夫 サハ(ロシア)
娘を連れていこうとする死んだ母親 ロシア
首つり幽霊(吊死鬼) 漢(中国)
水鬼が土地神になる 漢(中国)
のっぽお化けとちびお化け 漢(中国)
便所娘(茅坑姑娘) 漢(中国)
石投げお化け 漢(中国)
虎幽霊 漢(中国)
黒いアルピニスト ロシア
山小屋の怪 ロシア
死んでも守った約束 ロシア
舞踏会の娘 イタリア
白い婦人のお化け スリランカ
白い洞窟学者 ロシア
サハ(ロシア)
パーナの復讐 イタリア
顔についた染み イタリア
ウブメ(産婦鬼) 漢(中国)
あいまい幽霊(模糊鬼) 漢(中国)
幽霊を見た話 漢(中国)
新湾媛子 漢(中国)
コラム 中国の幽霊
荒れ地に現れる白い衣の女 フランス
アルト=レーレの白い女 ドイツ
手紙を出した白い女 ドイツ
魔法にかけられた白い女 ドイツ
寿命の予言 ロシア
灰色婦人 カナダ
首なしおばけ スリランカ
くしゃみの精 ルクセンブルク
さまよえる幽霊 ユカギール(ロシア)
幽霊船ティーザー号 カナダ
埋めた財宝を守る幽霊 カナダ
大きな家 イギリス
人殺しの幽霊 カナダ
子どもを脅す幽霊ペリカナ アルゼンチン
叫ぶ声グリトン アルゼンチン
炎の男 リトアニア
鬼火が姿を見せる リトアニア
鬼火 ドイツ
動く死体 ポーランド
あばら骨を返せ ドイツ
白い蝶 フランス
死者たちの踊り イタリア
死者が原 イタリア
あわれな死者の行列 スイス
半身の行列 フランス
涙の壺をもつ子 オーストリア
死人の霊 ショル(ロシア)
幻の狩人アルカン フランス
アルザスの夜の狩り フランス
悪魔と猟犬 イギリス
嵐の狩人の移動 ドイツ
首なしの嵐の狩人 ドイツ
狩人の贈り物 フランス
魔の狩人 イギリス
子どもを追いかける夜の狩人 ドイツ
夜の空を駆けめぐる「から騒ぎ集団」 ドイツ
死者の荷車 フランス
新築の家に現れる死神 フランス
真昼の死神女 チェコ
死神は小さな男 ポーランド
死者の国へ行ったおじいさん グルジア
異郷へ落ちた男 ユカギール(ロシア)
第三章 魔力をもったモノたち
木の人形がニッチンカラ アイヌ
竈神の画像の妖怪 漢(中国)
船首像 イタリア
踊る人形 ロシア
丸太人形 オーストリア
筋子人形 アイヌ
コラム アイヌの妖怪
戻ってくる銀貨 ドイツ
不思議な銀貨 ポーランド
戻ってくるお金 リトアニア
魔法の鏡と魔法のお金 ドイツ
魔法のダイヤモンド フランス
光る男の首 ロシア
お金の丘 ロシア
花嫁のお供をした鐘 ドイツ
沈んだ鐘 ドイツ
フォラベリ協会の鐘 イギリス
歩く巨石のメンヒル フランス
石は生きている ロシア
死者を運ぶ船 フランス
カルロの赤い紐 イタリア
バイオリンの家 イタリア
くるぞ、くるぞ アルメニア
さまようロウソク フランス
罪人の指 ポーランド
栄光の手 アイルランド
天の手 ドイツ
石臼の化物 漢(中国)
ささらお化け 漢(中国)
山和尚 漢(中国)
ちょうちんお化け 漢(中国)
くしの怪 漢(中国)
金の鶏 漢(中国)
金の子豚 漢(中国)
黄金のいっぱい詰まった荷車 アルゼンチン
第四章 その他の不思議な話
海からの声 イギリス
時は来た、だが子どもがいない ドイツ
水は生け贄を要求する ドイツ
道を照らす男たち ドイツ
道を照らす小さい女 ドイツ
巨大な娘 ドイツ
「疫病」は年に三度回ってくる ウクライナ
「疫病」が馬になる ウクライナ
コレラ ドイツ
ペストデーモン ドイツ
ペスト スイス
青いペスト雲 チェコ
雷雨の精 チェコ
不思議な石の雨 イタリア
逆さまの船 イタリア
ポルターガイスト スイス
教師と化け物 ルーマニア
おんぶお化け ドイツ
ルッツェ牧場のマルヒマー オーストリア
喋る赤ん坊 ルーマニア
マッローカ イタリア
コラム ヨーロッパの魔法昔話と妖怪
一瞬で老婆に ロシア
火山女の復讐 ツィムシアン(カナダ)
火の蛇 リトアニア
火掻き棒になったアイトワラス リトアニア
拾ったグシ リトアニア
撃たれた火 リトアニア
火に包まれる リトアニア
焼かれた建物 リトアニア
寺男が自分自身に会う ドイツ
自分自身に会った男 サハ(ロシア)
聖マークの日前夜の見張り イギリス
星になって抜け出した魂 ショル(ロシア)
抜け出す魂 ポーランド
角がはえてる女 ロシア
ヴャリニャスと銭と大鍋 リトアニア
生け贄 リトアニア
夢で死者の頼みごと ロシア
夢で死者に呼ばれる ロシア
赤ん坊の寿命 ロシア
不吉な知らせ ユカギール(ロシア)
影の馬 フランス
斧の音 サハ(ロシア)
あの世の戦さ サハ(ロシア)
あの世から追い返される サハ(ロシア)


世界の魔女と幽霊 (世界民間文芸叢書 (別巻))

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